2022年06月07日
アマミコクワガタの産卵セットを作った話
一年以上飼育しているのに、一切記事にしていなかったクワガタを今回紹介しようと思う。
アマミコクワガタとは
以前、アマミネブトクワガタというクワガタを紹介しましたが、このアマミコクワガタもネブトと同じくらいレアで見かけることが少ないクワガタです。
アマミコクワガタは、5月から10月頃に活動しており主に標高150~200m以上の山地にいます。
(標高150mっていうと44階高層ビルくらいの高さですかね)

私は灯火採集で飛んできましたが、樹液や果実トラップで採集する方が手っ取り早いかもしれないです。
灯火採集の様子はここに書いてあるので是非読んでみてください。
ただレアというだけあって狙って捕れるようなクワガタじゃありません。
コクワガタはヒラタやノコギリと比べて小さいので、トラップに来ててもどっかに追いやられることがあるそうな。
それに基本標高が高いところに居ることも相まって普通に生活してる人が見かけることはないでしょうね。
寿命は1~2年
野生では5~10月頃に見かけるって書いてるけど、7月前半以前にいる個体は越冬個体なのでご注意ください。
ちなみに私のアマコクは去年の7/3とか4に捕まえてます。
・・・・・あれ?笑
産卵セットの作り方
産卵セットについてざっくり説明すると、クワガタが卵を産んでくれるところを人工的に再現するが最適かもしれない。
クワガタの種類によって産卵セットは変わってくるのでその都度調べた方がいいです。
以前ヒラタクワガタの産卵セットを作ったときのことを記事にしてるのでよかったらどうぞ~~~
1. 産卵木を水につけます。
完全に水に浸かる状態で1~2時間放置します。
水につける主な理由は、木の中にいる虫を56すためです。
すごい低確率ですがたま~にいます。
その虫のせいで卵がダメになったり、はたまた成虫が4んじゃったり...なんてなったら嫌ですからね。
産卵木ですが、ニシムタで入手することができます。
この季節だとイオンでも売ってると思いますよ~

写真以外の産卵木でもいいんですが、間違ってもオオクワガタ用の奴は買わないでください、コクワには使えないので。
2. 水から出し、2~3時間日陰で乾かします。
びちょびちょの状態ではクワガタは卵を産んでくれません。
なのである程度乾かします。
私はこの産卵木にカビが生えることに悩んだ時期がありましたが
色々調べた結果特に問題ないそうなので例え生えてきたとしても心配しないでくださいね。
3. 表面の皮を剥ぎます
こうすることで、クワガタに余計な体力を使わせないようにします。
皮を剥ぐときは大きめのマイナスドライバーとか、プラスドライバーを使えば怪我をすることなく取れるのでおススメです。
4. 産卵木、生体、餌を入れて完成
アマミコクワガタはメス56しが無いので安心してペア投入できます。
初心者にはありがてぇ、、、
最適な温度
普通に成虫を飼育するのであれば26℃前後でOKです。
問題は産卵セットに導入してる時の管理温度...
27~30℃をおススメします
実はコクワガタって26℃を下回ると、寒さを感じ取り活動をやめてしまうんです。
勿論産卵もしてくれません。
なのでノコギリやヒラタを同じ場所で管理すると幼虫が全く取れません...
気を付けてください。
by去年経験した人
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回はアマミコクワガタについてや、産卵セットについて記事にしてみました。
まだまだクワガタ初心者ですが面白いことがあれば随時更新していくので登録なんかしてもらえるとうれしいです...
では!
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Posted by Lt0f at 18:44│Comments(0)
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